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収益性を向上し選ばれる企業へ

代表取締役社長 奥村晋一 代表取締役社長 奥村晋一

株主・投資家の皆さまへ

株主・投資家の皆さまにおかれましては、平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
ここに2025年3月期の事業報告と決算状況をご報告申し上げます。

2025年3月期の連結業績について

2025年3月期の連結業績は、売上高10,438百万円、営業利益783百万円(営業利益率7.5%)となりました。
売上高については、前年同期比10.1%増と3期連続で過去最高を更新し、当社としてはじめて売上高100億円の大台を突破いたしました。
営業利益については、仕入材料価格の上昇や人件費の増加などの影響を受けたものの、当社が得意とするカスタマイズ製品の販売増加による収益性の改善などにより、前年同期比17.3%増となりました。

2026年3月期の業績予想について

2026年3月期は、新基幹システムの本格稼働に向けた体制整備の期間と位置づけております。現在進行中の新基幹システム移行プロジェクトに伴い、一時的な生産効率の低下が見込まれるほか、仕入材料価格の上昇などの影響も重なり、増収減益となる見通しです。
なお、配当金につきましては、当社の配当方針に基づき、1株あたり40円を予定しております。

Create200 第2次中期経営計画を発表

2025年5月、当社グループは、「Create200 第2次中期経営計画(2026年3月期~2028年3月期)(以下「第2次中計」)」を発表いたしました。
第2次中計は、2031年3月期に連結売上高200億円を目指す中長期ビジョン「Create200」の第2フェーズと位置づけています。2025年3月期までとしていた「変革期」を1年延長し、「成長期」への転換を図ります。また、従来の売上目標に加え、「Create200」として営業利益20億円の目標を新たに設定しました。
第2次中計では、売上高の拡大を追求するフェーズから、収益性の向上へと重点を移し、「既存領域の拡充」「海外市場の展開」「新領域への挑戦」の3つを基本戦略として定めました。これらを通じて、国内外における安定的な収益基盤の構築を図るとともに、グローバル市場で選ばれ続ける企業として持続的な成長と企業価値の向上に取り組んでまいります。

代表取締役社長

奥村晋一