経営方針Management Philosophy
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私たちオーケーエムは、1902年に「前挽き鋸(まえびきのこ)」を製造する鍛冶屋として滋賀県で創業いたしました。戦後、鋸をはじめとする農機具の機械化や輸入木材の増加により、家業は大きな転機を迎えることとなりました。そうした環境変化の中、当時すでに滋賀県で地場産業となっていたバルブ分野に将来性を見出し、1952年に事業転換いたしました。1962年には株式会社奥村製作所(現・株式会社オーケーエム)を設立し、今日まで歩みを続けてまいりました。
このように私たちは、創業以来「挑戦する姿勢」を大切にし続けています。バルブ事業への参入は後発でしたが、既存の枠組みにとらわれることなく独自の市場を開拓し、お客さま一人ひとりの多様なニーズに真摯に向き合うことで、製品開発力とカスタマイズ対応という強みを育んでまいりました。
現在では、グループとして国内外に4つの生産拠点を構え、研究開発センターや実証試験設備を保有しています。お客さまの使用環境をできる限り再現し、高い品質と信頼性を備えた製品をお届けできる体制を整備しています。
近年では、船舶エンジンの排ガス処理装置用バルブにおいて世界シェアNo.1の実績を築き、経済産業省の「2020年版グローバルニッチトップ企業100選」にも選定されるなど、グローバル市場における実績を積み重ねています。さらに、LNG用バルブの販売を展開するとともに、アンモニアや水素といったクリーンエネルギーに対応する製品開発を推進し、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。
オーケーエムグループのパーパス「いい流れをつくる。」を胸に、これからも、世界に先駆けて挑戦するお客さまのパートナーとして、流体制御の独創的技術を通じて、社会の持続的な発展を支えてまいります。
2025年4月1日 代表取締役社長